天気の良い週末ですが、脚が痛くて家で休んでいます。
他人事だと思っていた定年というやつもはっきりと視界に入ってきました。今だに天職が見つけられずにいるのに。腰掛けのつもりの仕事に30数年。その先の人生を考えるとあと何年元気で動けるのか考えないとなぁと思うこの頃です。
先日、チューリップ結成50周年に密着した番組をNHKで見ました。リーダーの財津さんはこのツアーを最後にすると決心されました。74歳。御自身では衰えをおっしゃっていましたが、十分観客を納得させるパフォーマンスだと思います。決して万全ではない体調やご自身の納得できるものが披露できなくて決断されたのでしょうね。番組中にツアーでの演奏シーンが流れましたが、みんな歌える曲だったのに自身驚きました。アルバムの中の曲が多かったかな。アルバム製作が重視された時代、チューリップの特に70年代の作品は名作ばかりです。財津メロディーにコーラスワーク。しかし売れ線の曲ではないところがファンとしては悔しくもあり好きなところでした。財津さんが売れる曲を書こうと思えばできることは、松田聖子さんをはじめとして、コンポーザーとしての経歴を見れば明らかですね。ツアーは来年まで続くそうです。一人でもいいから行ってみようかなと思いました。
昨日、三遊亭円楽さんの訃報に驚きました。私にとっては圓楽というと先代のイメージが強く、楽太郎さんといったほうがしっくりきます。歌丸さんとの掛け合いも、どちらかというと、だいぶ前にお亡くなりになった小円遊さんの方が印象的でした。大先輩の歌丸さんに楽太郎さんの方から悪口を仕掛けるとは考えづらく、歌丸さん発案のアングルだったんじゃないかなって勝手に想像していました。青学大出身で瀬古さんに似ていることを売りにしていた若い頃から拝見していましたので寂しい限りです。ご冥福をお祈り致します。
そして今日、昭和のカリスマ、私世代のスーパースター、アントニオ猪木さんが天国に旅立たれました。この方こそカリスマという言葉がハマる方はいないと思うのですが…。金曜日夜8時にプロレス中継やっていたころに小中高生を過ごしたので、土曜日の学校の休み時間は結構プロレスの話題で盛り上がっていました。土曜日に学校ってのがもう昭和ですね。眼光鋭く長身で細身の猪木さんが大型の外国人ともの凄い試合をするのに釘付けになっていました。ロビンソンとの試合の翌日に卍固めかけごっこしたのを覚えています。いよいよ本当に昭和の時代が終わったのだなと思わずにいられない2022年10月1日でした。
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by clmarines
| 2022-10-01 15:45